研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究においては,長期微膨張型のセメント系材料を開発することを目的としている。膨張材と粒子状静的破砕剤と反応性骨材とを組み合わせた長期微膨張型の高靱性コンクリート(HPFRCC)を開発した。膨張型HPFRCCの膨張性能を評価するための試験方法を提案した。膨張型HPFRCCで作製した模擬骨材をコンクリートに混入することにより,アルカリシリカ反応(ASR)によるひび割れに似たひび割れを生じさせることができた。ひび割れが生じたコンクリート供試体を,ひび割れへ注入するエポキシ樹脂の注入性能の評価試験に利用した。
すべて 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件)
コンクリート構造物の補修・補強・アップグレード論文報告集
巻: 15 ページ: 435-440
Proc. of the 2nd R.N. Raikar International Conference and Banthia-Basheer International Symposium on Advances in Science and Technology of Concrete
巻: 1 ページ: 401-407