研究課題/領域番号 |
15K14027
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 埼玉大学 (2016-2017) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
内村 太郎 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (60292885)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 液状化 / 砂質土 / 管内流れ / 下水管 / 模型実験 |
研究成果の概要 |
2011年の東日本大震災で浦安市などで生じた、下水管への大量かつ長延長の液状化土砂の流入について、流入経路の一つとして、宅内下水管の破損箇所からの可能性を考え、その対策を検討するために模型実験を行った。管路を模擬した内径40mmの塩ビ管の上流端から、液状化砂を流入させた。その結果、細い管路の前断面が液状化砂で満管の状態になると、ほとんど流れなくなった。この時、管路の内面の全応力が極端に大きくなり、砂の閉塞を示唆した。砂が閉塞して強い全応力を示したり、閉塞が緩んで流動が再開したりする現象が見られた。これはこれまで知られていないが、水などの流体には起こらない粒状体に特有の現象であり興味深い。
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