研究課題/領域番号 |
15K14031
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
勝見 武 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (60233764)
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研究分担者 |
乾 徹 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (90324706)
FLORES Giancarlo 京都大学, 工学研究科, 准教授 (80598996)
高井 敦史 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (30598347)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 廃棄物処分場 / 跡地利用 / 地盤材料特性 / 高度利用 / 持続可能性 / 遮水 / 溶出特性 / 環境安全性 / 安定性 / 環境地盤工学 |
研究成果の概要 |
保有水の水質については,海面処分場では時間とともに水質が悪化し廃止基準に達することは難しいが,海水中の廃棄物に含まれる重金属は難溶性態として存在するものが多く,下部の粘土層で嫌気性雰囲気による沈殿形成等の効果も期待され,重金属の移動性は低いと言える。廃棄物地盤や底部粘土層の工学特性に関しては,廃棄物地盤の非排水せん断強度は250~650 kPa程度であり,材齢が長くなるほど強度が増加すること,温度変化により砒素の溶出量が変化すること,底部粘土層を貫通するような杭打設を行っても,正規圧密状態であるなどの地盤条件であれば,粘土-杭間の空隙は閉塞され,境界面の漏水もほとんどないこと等を明らかにした。
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