研究課題/領域番号 |
15K14053
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
松井 佳彦 北海道大学, 工学研究院, 教授 (00173790)
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研究分担者 |
白崎 伸隆 北海道大学, 工学研究院, 助教 (60604692)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 土木環境システム / 環境技術 / 環境材料 / 反応・分離工学 / 水資源 / 土木・環境システム |
研究成果の概要 |
浄水における凝集-膜ろ過では膜表面と内部に水酸化アルミニウムが蓄積し,膜ろ過性を低下させていることが示唆された.そこで,膜のどこに水酸化アルミニウムが蓄積しているのかを検討するために,重水酸化ナトリウムなどを用いて安定同位体で標識ラベルした凝集剤ポリ塩化アルミニウムを作成し,膜ろ過終了後の膜を同位体顕微鏡システムを用いて,重水素/水素比を指標に観察したが,十分な感度が得られなかった.次に,膜ろ過後に膜に重水を通水し水酸化アルミニウムなどの水素を重水素で置換し膜を観察した.膜内部に比べて膜表面は比が高い場所と低い場所が点在していた.膜ファウリング解明への安定同位体顕微鏡に応用の可能性が示せた.
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