研究課題/領域番号 |
15K14054
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
船水 尚行 北海道大学, 工学研究院, 教授 (10113622)
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研究分担者 |
伊藤 竜生 北海道大学, 工学研究院, 助教 (70374577)
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研究協力者 |
Mokhtal Guizani 北海道大学, 工学研究院, 助教
Nikiema Benedicte C. W. 北海道大学, 工学院
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | サニテーション / 尿の利用 / 尿の濃縮 / 正浸透法 / 資源回収型サニテーション / 栄養塩回収 / 尿 / 濃縮 / 正浸透 / 尿資源利用 / 正浸透膜法 |
研究成果の概要 |
都市への人口集中に伴うサニテーション問題は世界の喫緊の課題である.本研究は,都市の尿を農村で利用する際の障壁である,「尿の輸送コスト」低減を目指し,尿濃縮トイレに用いる正浸透法に関して実験的検討を行った.得られた結果は以下のようである.①正浸透により尿を5倍程度に濃縮できることを確認した.②正浸透過程で,尿中成分の膜透過が起こることが判明した.膜透過が大きい成分はアンモニア,無機態炭素,小さい成分はリン酸,ナトリウム,塩素,有機体炭素である.③溶液中各成分の相互作用を考慮して活量係数を求め,溶液の浸透圧を推算することで,計算浸透圧差と実測膜透過フラッスの間に線形関係を見出すことができた.
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