研究課題/領域番号 |
15K14057
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
山口 隆司 長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (10280447)
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研究分担者 |
幡本 将史 長岡技術科学大学, 産学融合トップランナー養成センター, 特任准教授 (20524185)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 排水処理 / 硫酸塩還元 / 硫黄酸化 / 嫌気的硫黄酸化反応 / 硫酸還元菌 / 嫌気的硫黄酸化 / 排水処理リアクター / 次世代シークエンサー |
研究成果の概要 |
本研究では、低温条件(15度)で、硫酸塩とともに乳酸、蟻酸、酢酸を炭素源として供給する5つの上向流嫌気性汚泥床(UASB)にて嫌気的硫黄酸化を起こす微生物の多様性について評価を行った。嫌気的硫黄酸化が、酸素、亜硝酸、硝酸、鉄という電子受容体の存在しないリアクター環境でも起きることを確認した。UASB内で観察される嫌気的硫黄酸化の生物多様性を網羅的に解析して、微生物の特定と硫黄酸化への寄与とを進めた。ユニークな現象である硫黄酸化反応は、5つの全てのリアクターで確認できた。また、リアクター底部では硫酸塩還元細菌が優先して存在していた。
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