研究課題/領域番号 |
15K14058
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西村 文武 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60283636)
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研究分担者 |
日高 平 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30346093)
楠田 育成 京都大学, 工学研究科, 技術職員 (60649200)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 微生物燃料電池 / 廃水処理 / 通電制御 / 活性炭 / 栄養塩 / 下水汚泥 / リアルタイム状況把握 |
研究成果の概要 |
排水処理と電気エネルギー回収が可能な微生物燃料電池(MFC)が期待されている。生物反応槽内部に電気回路があることで特有の微生物群集が形成されるものと考えられる。しかし、下水等では、MFCを十分に活用できるほどには有機物濃度が高くなく、MFCの特性を活かした廃水処理システムの構築は未だなされていない。本研究では、通電環境の改善の具体的手法として、微生物付着担体としても活用でき、かつ有機物の濃縮回収能力を有する活性炭を、負極に組み込むことで、低濃度有機排水にも適用できる通電リアクターの開発を試みた。活性炭の添加により処理能力を維持し発電や汚泥削減もできるシステム構築が可能となることを明らかにした。
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