研究課題/領域番号 |
15K14060
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 秋田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
増田 周平 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (70552157)
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研究分担者 |
見島 伊織 埼玉県環境科学国際センター, 水環境担当, 専門研究員 (00411231)
西村 修 東北大学, 工学研究科, 教授 (80208214)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 亜酸化窒素 / 河川 / 下水処理場 / 季節変動 / 通日変動 / 底質 / 下水処理水 / 安定同位体比 |
研究成果の概要 |
本研究では,河川における溶存態亜酸化窒素(N2O)濃度,硝酸性窒素に対するN2O転換率,底質におけるN2O生成ポテンシャルを明らかにした。長期的には,溶存態N2O濃度は初夏に高くなる傾向にあった。一方で,通日変動の傾向は調査の時期によって異なった。硝酸性窒素のδ18Nおよびδ15Nの傾向より,外部より窒素負荷が流入した場合にN2O濃度が上昇することが示された。なお,底質の細菌叢とN2O濃度の関連性は明らかではなかった。また底質のN2O生成ポテンシャルは,アンモニア性窒素が流入する河川においては,河川底質の硝化にともなうN2O生成ポテンシャルが高いことが示された。
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