研究課題/領域番号 |
15K14090
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
阿部 順子 椙山女学園大学, 生活科学部, 准教授 (50381455)
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研究協力者 |
鈴木 賢一 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 教授
阪口 しげ子 椙山女学園大学, 看護学部, 教授
高野 真悟 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 彫刻家
勝矢 元文 (株)内藤建築事務所
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 小児科病棟 / ホスピタルアート / 付き添い / 家族 / 病院 / 付添家族 / こども病院 / 付添 / 家族のための空間 / 小児科 |
研究成果の概要 |
本研究は、小児科病棟内の付添家族の生活空間のストレスの存在とその要因を明らかにし、改善策を提案し、病院関係者・設計者・研究者等に広く情報提供することを目的としている。国内の小児科入院受け入れ施設へ病棟内の家族のための空間に関する実態調査を実施し、医療者は付添家族の精神的肉体的疲労を認識し、空間的な不備を医療者と付添家族の努力で補っている実態が明らかになった。イギリスの小児科病院等の調査を通じて、芸術の活用が緊張を強いる病院の空間イメージを緩和できることがわかった。空間的な問題の解決は建築躯体やインテリアデザインだけでなく、芸術の活用やサイン計画など様々なアプローチが可能であることもわかった。
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