研究課題/領域番号 |
15K14097
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築史・意匠
|
研究機関 | 京都府立大学 (2016-2017) 九州大学 (2015) |
研究代表者 |
岸 泰子 京都府立大学, 文学部, 准教授 (60378817)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 近世 / 造営 / 武家政権 / 畿内 / 寺社 / 内裏 / 寺町 / 大工 / 織豊期 / 建造物 / 都市空間 |
研究成果の概要 |
本研究は、豊臣家を含む近世武家政権による城郭・宮殿・寺院・都市などの造営を「大規模造営」と捉え、畿内を中心にその行為によって形成された空間の特性を解明し、大規模な建築・都市の形成が可能とされた近世社会・国家の特性を解明することを目的とした。 その結果、大規模造営という行為を通して、近世国家は〈王都〉としての空間の整備を必要としていたこと、さらに多様な空間・場の形成や多くの都市民衆を抱えることになる「近世」都市・社会の形成への対応を近世初期の段階から有していた可能性が高いこと、などを明らかにした。
|