研究課題
挑戦的萌芽研究
金属結合クラスターの軌道エネルギーはWoods-Saxonポテンシャルの電子準位と良く対応し、一方、共有結合クラスターでは対応しなかった。Woods-Saxonポテンシャル中の電子は自由電子に相当し、このポテンシャルを使って、クラスターの金属結合を評価できることを明らかにした。また、Al13-は正20面体クラスターが安定構造となり、B13-は三角格子平面構造が安定になる理由を明らかにした。一方、ボレンの創製は、検討中に他の複数のグループにより報告があり諦めた。これに代わり、液体ボロン中の主たる結合が共有結合であることを発見した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Physical Review Letters
巻: 114 号: 17 ページ: 177401-177401
10.1103/physrevlett.114.177401
http://www.k.u-tokyo.ac.jp/info/entry/22_entry394/