研究課題/領域番号 |
15K14126
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 東北大学 (2016) 大阪大学 (2015) |
研究代表者 |
小俣 孝久 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (80267640)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 燃料電池 / セラミックス / 新エネルギー / 先端機能デバイス |
研究成果の概要 |
本研究では,各種のアルカリイオン伝導性酸化物結晶のAP置換処理により,中温域での優れたプロトン伝導体の作製を試みた。1×10-4Scm-1程度以上の高いプロトン伝導度を有する材料の開発には至らなかったが,AP置換法で酸化物結晶においてNa+イオンをプロトンへと完全置換できる結晶を見出した。その一つであるNa3Zr2Si3PO12 (NASICON)では,50%程度までのプロトン置換ではオリジナルの結晶構造を維持するが,それ以上の置換でアモルファス化が生じるという現象を見出した。Na+イオンのプロトン置換によるアモルファス化を結晶の体積収縮率と内部圧力との関係から解釈した
|