研究課題/領域番号 |
15K14152
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村上 恭和 九州大学, 工学研究院, 教授 (30281992)
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連携研究者 |
赤瀬 善太郎 東北大学, 多元物質科学研究所, 講師 (90372317)
新津 甲大 理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 特別研究員 (90733890)
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研究協力者 |
大島 義文 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (80272699)
KRISHNAN Kannan M. University of Washington, Department of Materials Science and Engineering, Professor
大西 市朗 日本電子株式会社, EM事業ユニット, リーダー
糟屋 大介 日本電子株式会社, フィールドソリューション事業部, 主事
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 磁性微粒子 / 自己組織化 / 電子顕微鏡 / コロイド / その場観察 |
研究成果の概要 |
コロイド環境にある磁性微粒子を透過電子顕微鏡(TEM)で直接観察し、液相中で起こる自己組織化の基本的性質を理解することを目的に研究を実施した。初年度の研究では、米国ワシントン大との連携のもと、マグネタイト微粒子を液相中で観察する上で最適な溶媒の選定を行うとともに、アモルファス窒化ケイ素膜を用いた液体試料の包埋技術等の確立につとめた。次年度は、液相環境におかれたマグネタイト微粒子の自己組織化をゼロ磁場下、並びに2 Tの印加磁場下で観察した。この直接観察を通して、自己組織化における磁気双極子相互作用の重要な役割とともに、液相環境におかれた微粒子のブラウン運動的な挙動が顕著であることを実証した。
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