研究課題/領域番号 |
15K14161
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
杉村 博之 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10293656)
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研究分担者 |
宇都宮 徹 京都大学, 大学院工学研究科, 助教 (70734979)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | グラフェン / 光電気化学 / シリコン / 表面処理 / 2次元材料 / 光水素発生反応 / 電気化学 / 半導体電極 / 酸化防止膜 / 表面修飾 |
研究成果の概要 |
シリコンは半導体電極材料として広く研究が進められてきた.しかし,水溶液中では容易に表面酸化することで,特性の劣化が課題となっていた.本研究ではグラフェン誘導体の透明性とガスバリア特性を活用した半導体光電極系の実現を目的とし,グラフェン誘導体固定化シリコン表面について調査を行った.酸化グラフェン分散液を水素終端化シリコン表面にスピンコートするだけで,化学結合を介した固定化が実現できている可能性を見出した.電流計測原子間力顕微鏡観察や電気化学測定から,固定化したシートが耐表面酸化被覆として有用であり,シリコンの光電気化学特性を阻害しないことを示した.
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