研究課題/領域番号 |
15K14165
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
萩原 幸司 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (10346182)
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連携研究者 |
中野 貴由 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (30243182)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 圧電材料 / バイオセラミックス / 生体材料 / 複合材料 / 生体親和性圧電材料 / 圧電性ぺロブスカイト |
研究成果の概要 |
本研究では近年見出された圧電性K-Na-Nb-O系ぺロブスカイトに着目し,これを骨の主成分であるHApやその他バイオセラミックスと複相化することで,劇的な生体親和性向上を試みた.この結果,作製時の適切な条件設定を行うことにより,期待通りKNN/バイオセラミックス複相圧電体の創成に成功した.また熱分解性樹脂であるPLLAとの混合により,ポーラス化も達成することができた.実際に生体疑似溶液であるハンクス液への浸漬により,試料表面へのリン酸カルシウム化物の形成促進も確認され,新たな生体材料としての開発可能性が示唆された.
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