研究課題/領域番号 |
15K14172
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鵜飼 重治 北海道大学, 工学研究院, 特任教授 (00421529)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | マッシブ変態 / 動的フェライト変態 / ODSフェライト鋼 / ODS / 熱間圧延 / 相変態 / フェライト鋼 / 加工・熱処理 / ODS鋼 |
研究成果の概要 |
9CrODS鋼に対しAr3温度(780℃)以上のオーステナイト域で熱間圧延を施すと動的フェライト変態が起こる。この変態は冷却中にバリアント選択が規制された状態で起こるフェライト変態ではなく、熱間圧延中にマッシブ変態機構で進行することを初めて明らかにした。マッシブ変態はfcc/bcc界面での鉄原子の並び変えでfccからbcc構造に変化するもので、熱間圧延中の0.044秒という極めて短時間に変態が終了する。これに伴い結晶方位の揃った粗大フェライト粒が形成される。700℃での引張試験で期待した引張強度は得られなかった。これは粗大フェライト粒内の低角度粒界で選択的にすべり変形が起こるためと考えられる。
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