研究課題/領域番号 |
15K14190
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
谷ノ内 勇樹 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (40644521)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | タングステン / コバルト / 塩化反応 / 超硬工具 / リサイクル |
研究成果の概要 |
超硬工具スクラップ中のタングステンを塩化物やオキシクロライドとして効率的に揮発分離することが可能な反応条件を調査するため、熱力学的解析と基礎的実験を行った。その結果、適切な酸素分圧下において、塩素ガスあるいは塩化鉄(III)などの金属塩化物を反応させれば、研削スラッジやその焙焼物中のタングステンを900K程度の温度域において塩化揮発できることが分かった。高温塩化反応を利用することによって、環境調和性や元素分離精製能に優れたリサイクルプロセスが実現できる可能性が示された。
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