研究課題/領域番号 |
15K14214
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長嶺 信輔 京都大学, 工学研究科, 准教授 (30335583)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 光触媒 / マイクロリアクター / ナノ構造 / チタニアナノチューブ / 陽極酸化 |
研究成果の概要 |
光触媒を金属板の片面に固定化した基板を介して、酸化/還元場を2つの独立した流路に分割した2層型光触媒マイクロリアクターの開発を行った。光触媒側流路でクエン酸の酸化、金属側流路で鉄(III)イオンの還元を実施し、酸化/還元場の分割の実現可能性を検証した。光触媒側流路のみへの光照射により金属側流路で鉄(II)イオンの生成が確認され、生成した電子が金属板を経由してもう一方の流路に移動し、異なる流路で酸化/還元反応が進行するという機構が実証された。また、チタン板の陽極酸化によるチタニアナノチューブ/チタン基板の作製と光触媒マイクロリアクターへの応用についても検討した。
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