研究課題/領域番号 |
15K14218
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
増田 隆夫 北海道大学, 工学研究院, 教授 (20165715)
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研究分担者 |
中坂 佑太 北海道大学, 工学研究院, 助教 (30629548)
吉川 琢也 北海道大学, 工学研究院, 助教 (20713267)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 化学工学 / 資源化学プロセス / 化石燃料有効利用技術 |
研究成果の概要 |
本研究では、褐炭などの低品位炭を高品位炭に転換すると共に、芳香族成分を回収する2段階プロセスの開発を実施した。一段目では、水/有機溶媒中での改質を検討し、有機溶媒としてトルエンのような非極性溶媒が適していることを見出した。反応条件の検討により、350℃・2hrにおいて瀝青炭付近の改質炭を収率よく得ることに成功した。二段目では、得られた油相を原料に酸化鉄系触媒による接触分解を実施した。結果、反応により低分子化が進行し、芳香族成分を回収できることが分かった。更に、泥炭を原料に本改質プロセスを実施した。改質後に、亜瀝青炭付近まで品位が向上したことが分かり、泥炭にも適用可能であることを実証した。
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