研究課題/領域番号 |
15K14221
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
窪田 好浩 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (30283279)
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連携研究者 |
稲垣 怜史 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (90367037)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ゼオライト触媒 / チタノシリケート / 部分酸化 / ベンゼン / フェノール / トルエン / 芳香環 / ベンジル位 / MCM-68 / 酸化反応 / 四塩化チタン / 直接合成 |
研究成果の概要 |
ベンゼンからフェノールへの転換を,過酸化水素を酸化剤として試みた。独自開発したチタノシリケートTi-MCM-68と同じ骨格をもつTi-YNU-2は,フェノール酸化に対して高い触媒性能を発揮するものの,ベンゼンの酸化に対する高い選択性は発現しなかった。そこで,アニソール,トルエンの酸化を検討した。Ti-YNU-2とTi-MCM-68はいずれも,TS-1やTi-betaといった従来型のチタノシリケートに比べて相対的に非常に高い活性とパラ選択性を発現した。加えて,シクロヘキセンのアリル位ペルオキシ化を目立って促進する触媒は,トルエンの酸化においてベンジル位酸化を促進する新事実が明らかとなった。
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