研究課題
挑戦的萌芽研究
天然に存在し,温和な条件でアルカンのC-H結合を直接ハロゲン化する単核非ヘム鉄酵素SyrB2の触媒反応機構に学び,フッ素化触媒を開発することを目指した.ハロゲン化酵素SyrB2の酸化活性種の特徴は,シスの関係にあるオキソ基とハロゲン配位子を有するCl-Fe(IV)=O種である.本研究では,この酸化活性種を再現するために,シスの関係にある2つの配位交換可能な配位座を有する鉄錯体を合成し,C-Hフッ素化触媒反応を評価した.その結果,鉄錯体を触媒としてフッ素化生成物を得ることに成功した.
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