研究課題/領域番号 |
15K14284
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
長坂 琢也 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (40311203)
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研究分担者 |
田中 照也 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (30353444)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 廃炉・リサイクル技術 / 接触線量率 / 高純度化 / 高温強度 / 金属精製 |
研究成果の概要 |
本研究では、(1)長半減期の核種を生成する有害放射化不純物の低減、(2)同様に有害放射化合金元素Tiの濃度最小化、さらに(3)希ガスと揮発性の放射化不純物の除去を検討した。(1)では、有害放射化不純物のCoとMoを、従来よりそれぞれ50%及び90%除去することに成功した。(2)では、Ti濃度を従来の4 mass%から1 mass%に抑えても合金の延性が保たれる見込みを得た。(3)では、電子ビーム溶解精製による不純物元素Co, Ni, Cu, Al, Mnの濃度低減を実証した。Ar濃度は精製の有無に関わらず検出限界の10 mass ppm以下となり、溶解で容易に除去できることが明らかとなった。
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