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ダイヤモンドNVセンターを利用したアトミックスケール中性子線量計測の試み

研究課題

研究課題/領域番号 15K14286
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 原子力学
研究機関北海道大学

研究代表者

金子 純一  北海道大学, 工学研究院, 准教授 (90333624)

連携研究者 小野田 忍  量研・高崎 (30414569)
坪田 雅功  北海道大学, 工学研究院 (50626124)
田中 真伸  高エネルギー加速器研究機構 (00222117)
研究協力者 嶋岡 毅紘  
新名 宏章  
平野 慎太郎  
水越 司  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード中性子 / 線量計測 / ダイヤモンド / NVセンター / 原子レベル計測 / NVセンタ / 線量計 / 発光 / 中性子線量計測 / 放射線 / 計測工学 / 光物性
研究成果の概要

本研究では高速中性子によってダイヤモンド中に生成された空孔と微量な窒素をアニールによってNVセンター化することでアトミックスケールの中性子線量計測の実現可能性を実験的に検証した。試料はCVD法により作製した。照射前と比較し、中性子又は電子線照射後の試料はNVセンターの強い増加を示した。共焦点顕微鏡の測定範囲を超える発光強度だったことから、NVセンターの空間密度を定量化することはできなかった。NVセンターは試料の成長面側に集中して形成されており、合成終了時に窒素の取り込みが多かったことが推定される。線量計測を行うためには窒素が試料全体に均一に取り込まれる必要があるため、合成条件の探索が必要。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では高速中性子によってダイヤモンド中に生成された空孔と微量な窒素をアニールによってNVセンター化することでアトミックスケールの中性子線量計測の実現可能性を実験的に検証した。試料はCVD法により作製した。照射前と比較し、中性子又は電子線照射後の試料はNVセンターの強い増加を示した。定量化までは至らなかったが、本方式によりアトミックスケールの中性子線量計の成立可能性が実験的に示された。

報告書

(3件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2022-12-28  

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