研究課題/領域番号 |
15K14297
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
長野 克則 北海道大学, 工学研究院, 教授 (80208032)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 吸着式冷凍機 / 吸着材 / 稚内層珪質頁岩 / 塩化リチウム / 熱交換器 / 吸着式ヒートポンプ / 低温排熱 / メソポーラス |
研究成果の概要 |
吸着式冷凍機(AHP)のための新しい吸着材充填熱交換素子を開発するため、天然メソポーラス材料である稚内層珪質頁岩微粉末に、20wt%の塩化リチウムを担持した吸着材を調整した。さらに熱伝導性改善のためアルミニウム短繊維の配合についても検討した。吸着材充填熱交換器を用いて吸着-再生操作を行い、蒸発器における冷熱性能を評価した結果、再生6分-予冷1分-吸着7分のサイクル時間においてCOP0.44、SCP433W/kgの性能を得ることが出来た。また吸着材充填熱交換器内の熱水分移動について3次元モデルを構築し、数値解析のためのプログラムを作成した。また10kW級のAHPを試作するための要素設計を行った。
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