研究課題/領域番号 |
15K14328
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
崔 翼龍 国立研究開発法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, ユニットリーダー (60312229)
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研究分担者 |
小林 真之 日本大学, 歯学部, 教授 (00300830)
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連携研究者 |
岡内 隆 国立研究開発法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, リサーチアソシエイト (80415405)
新垣 友隆 国立研究開発法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, 研究員 (60643187)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Placebo / Pain / Neuroimaging / PET / Opioid / プラセボ / 小動物脳機能画像解析 / オピオイド / 痛み / 心と脳 / PET |
研究成果の概要 |
本研究ではパブロフの古典的条件付けを利用して、神経因性疼痛モデル動物を対象に、強い鎮痛作用を示しているガバペンチンを連日投与した結果、その後プラセボとして投与した生理食塩水に対しても鎮痛効果が現れることを明らかにした。また、小動物のFDG-PET撮像とSPM解析法を組み合わせた小動物脳機能画像解析では、脳内のmPFC、rACC, vlPAGの神経活動がプラセボ鎮痛効果と関連していること、ミュ-オピオイド受容体のアンタゴニストがプラセボ鎮痛効果を抑制することを明らかにした。これらの結果は古典的条件付けによるプラセボ鎮痛効果には内因性のミュ-オピオイド受容体が深く関わっていることを示唆している。
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