研究課題/領域番号 |
15K14355
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
飯島 崇利 東海大学, 創造科学技術研究機構, 准教授 (90383702)
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研究協力者 |
Scheiffele Peter (Bischofberger Josef) Universität Basel, Dept. of Zellbiologie, Biozentrum, Professor
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム障害 / バルプロ酸 / 抑制性神経細胞 / シナプス / RNA制御 / 発達障害 / 自閉症 / 精神疾患 |
研究成果の概要 |
バルプロ酸 (VPA) は胎生期での暴露により自閉症スペクトラム障害 (ASD) の発症させるリスクファクターとして知られる。妊娠マウスやラットにVPAを投与すると、その仔においてコミュニケーション障害などの表現型が見られ、ASDモデルとして研究材料に用いられているが、VPA暴露が胎児の脳発達にどう影響するのか、その具体的な分子メカニズムについては未だ混沌としている。申請者らは最近、初代培養神経細胞に一過性にVPA処理を行い、その薬理効果を直接評価するアッセイ系を確立した。重要なことに、このモデルは抑制性神経細胞の活動低下など、他の自閉症モデル動物と共通した生理学的所見を示すことが分かった。
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