研究課題
挑戦的萌芽研究
本プロジェクトはCRISPR/Cas9システムを用いたゲノム編集方法を利用し、興味ある内在性遺伝子を傷つけることなくCre遺伝子を同時に発現させるバイシストロニックCre発現システムによりCreドライバーマウスの開発を短期間で行うことを試みた。Ins1遺伝子終止配列直上に2A-Cre遺伝子をノックインしたマウスをCRISPR/Cas9とドナーDNAの前核期卵導入にて作製した。作製されたマウスは膵島β細胞でのみCre-loxP遺伝子組換えする能力があること、耐糖能異常は示さないことが確認され、本方法がCreドライバーマウス作製に有効な方法であることが明らかとなった。
すべて 2016 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)
Experimental Animals
巻: 65 号: 3 ページ: 319-327
10.1538/expanim.16-0016
130006882371