研究課題/領域番号 |
15K14367
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
磯谷 綾子 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授 (20444523)
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連携研究者 |
伊川 正人 大阪大学, 微生物研究所, 教授 (20304066)
岡部 勝 大阪大学, 微生物病研究所, 名誉教授 (30089875)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 実験動物 / 胎盤 / 異種 / 妊娠 / 発生工学 |
研究成果の概要 |
哺乳類の胎児は母体の体内で育ち誕生する。この母体と胎児の関係は、免疫学的に寛容で、同種間であれば代理母でも妊娠が成立する。しかし、異種間では子供は誕生しない。一方、マウスとラットの間では、胎盤と母体が同種になれば、異種キメラを誕生させることができる。 そこで本研究では、マウスの胎盤を持つラット胚(胎盤置換ラット胚)を代理母マウスに移植して、異種胚移植モデルの検討を行った。結果、胎盤置換ラット胚は、胎生10.5日まで胎児が生存していることが確かめられたが、それ以降に発生は進まなかった。 以上の事から、母体と胎盤間だけではなく、胎盤と胎児間にも異種認識メカニズムの存在が示唆された。
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