研究課題/領域番号 |
15K14386
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
|
研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
鈴木 えみ子 国立遺伝学研究所, 構造遺伝学研究センター, 准教授 (20173891)
|
連携研究者 |
田守 洋一郎 国立遺伝学研究所, 構造遺伝学研究センター, 助教 (10717325)
|
研究協力者 |
平 邦彦 フロリダ州立大学, Dept. Mechanical Engineering, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | がん微小環境 / 細胞競合 / ショウジョウバエ |
研究成果の概要 |
我々はこれまでに、ショウジョウバエ成虫原基をモデルとした研究から、上皮組織内の内在的な細胞構造の違いによって癌原生変異細胞が周囲の正常上皮から逸脱して増殖することのできる特定部位が存在し、腫瘍形成が必ずこの「腫瘍形成ホットスポット」から開始することを見出した。本研究ではホットスポットの形態学的特徴を流体力学モデルにより検出する方法を開発し、ホットスポット形成の遺伝子制御機構と腫瘍形成開始機構の解析を行った。その結果、ホットスポットの形成に関与すると考えられる遺伝子及びエンハンサーを複数同定した。また、がん原性変異細胞の上皮からの逸脱と増殖に関わるシグナル経路を見出した。
|