研究課題/領域番号 |
15K14411
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
|
研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
瀧田 守親 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (80533455)
|
研究協力者 |
丸 義朗 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (00251447)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | プレニル化フラボノイド / 抗腫瘍活性 / アポトーシス / カスパーゼ-3 / 破骨細胞 / 骨破壊 / 肺転移 / 骨転移 / がん細胞増殖抑制 / 破骨細胞形成抑制 / キサントフモール |
研究成果の概要 |
近年、キサントフモール (Xh)などのプレニル化フラボノイドには様々な生理活性が報告されているが、がんの全身性転移と骨転移に伴う骨破壊へのXhの有効性は不明である。本研究ではプレニル化フラボノイドに着目し、がんの全身転移ならびに骨転移による骨破壊抑制作用の有効性について検証した。その結果、Xhは転移性がん細胞に直接作用して、カスパーゼ-3の活性化を介してアポトーシスを亢進し、がん細胞増殖を抑制することや、がん細胞との細胞間相互作用による破骨細胞形成とそれに伴う骨破壊を抑制することを見出した。さらに、がんの全身転移系へのXhの投与実験により、がんの肺転移と骨転移に対するXhの有効性が示唆された。
|