研究課題/領域番号 |
15K14413
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 公益財団法人微生物化学研究会 |
研究代表者 |
水谷 壮利 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 博士研究員 (00376617)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 血液脳関門 / Blood brain barrier / poliovirus / Blood Brain Barrier / drug derivery system / cell penetrating peptide / 血管内皮細胞 / ドラッグデリバリー |
研究成果の概要 |
申請者は、ラット初代培養細胞からなるBBB in vitro 再構成系モデルを用いた解析によりPVの外殻からBBB透過能を有する2種類のペプチド配列の同定に成功した。当該ペプチドはそれぞれの配列のみで血管内皮細胞に特異的な細胞透過性を示すだけでなく、GFPなどと融合した組み替え蛋白質をも効率的に輸送、透過できる性質を兼ねそろえている。このペプチドはマウス脳血管内皮細胞株(MBEC4、bEnd.3)、ヒト臍帯血由来血管内皮細胞(HUVEC)に効率良く細胞内移行を示す。当該ペプチドはPVのBBB透過能を担う責任領域の可能性が高く、中枢神経系への薬物輸送担体に資する潜在性があるものと期待される。
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