研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は、細胞内pH自在制御技術を開発するため、出芽酵母の細胞内オルガネラに高度好塩菌由来の光駆動プロトンポンプであるデルタロドプシンを機能的に発現させた。ミトコンドリア移行シグナルを有するデルタロドプシンを出芽酵母内に発現させたところ、光照射によりミトコンドリアのプロトン輸送が活性化し、それに伴い細胞内ATP濃度が上昇した。本研究によって、光照射によりミトコンドリア内膜へのプロトン輸送活性を制御することが可能となった。
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Science
巻: 353 号: 6305 ページ: 6305-6305
10.1126/science.aaf8729
http://sweb.u-shizuoka-ken.ac.jp/~env-bioeng/research.html