研究課題
挑戦的萌芽研究
絶滅の危機にある琵琶湖固有種の保全、復元を目的として、琵琶湖固有種ホンモロコの卵子をin vitro培養で作製する技術の開発に取り組んだ。その結果、卵子のもととなる未分化な卵原細胞の凍結保存、培養による増殖が可能であることを明らかにした。さらに卵母細胞の培養による細胞質サイズの成長、卵子の培養液中への放出も確認された。本研究は、琵琶湖固有種ホンモロコにおいてin vitro培養による卵子形成に必要な卵原細胞の凍結保存、分化培養の技術基盤を確立し、その可能性を示した。一方で、そのサイズは正常卵子より小さかったことから卵子成熟に関して、今後さらに検討が必要であると考えられた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件) 備考 (2件)
Scientific Reports
巻: 7 号: 1 ページ: 42852-42852
10.1038/srep42852
巻: 該当しない 号: 1 ページ: 19134-19134
10.1038/srep19134
120005822766
http://www.ritsumei.ac.jp/research/r-giro/projects/environment/biosensor.html/