研究課題/領域番号 |
15K14442
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
遊川 知久 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, グループ長 (50280524)
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研究分担者 |
山田 明義 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (10324237)
辻田 有紀 佐賀大学, 農学部, 准教授 (80522523)
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連携研究者 |
堤 千絵 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (30455422)
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研究協力者 |
谷亀 高広
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 菌根 / 保全 / 植物 / 共生 / 菌類 |
研究成果の概要 |
菌従属栄養植物の生息域外保全の核心となる3つの課題、1)共生する特定の菌のみの分離・精製、2)分離した菌の培養・保存、3)植物-菌共生系の構築、以上の解決をめざした技術開発を行った。1)に関しては、菌糸コイルを抗生物質水溶液で洗浄することにより、特定の菌を大量に分離することが可能となった。2)に関しては、自生地の腐植を菌糸に覆土することによって、効率よく子実体を形成させることが可能となった。3)に関して菌従属栄養植物と菌の2者共生系は確立したが、独立栄養植物-菌根菌-菌従属栄養植物の3者共生系では更なる技術開発が必要である。
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