研究課題/領域番号 |
15K14458
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
後藤 祐児 大阪大学, たんぱく質研究所, 教授 (40153770)
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連携研究者 |
荻 博次 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (90252626)
櫻井 一正 近畿大学, 先端技術総合研究所, 准教授 (10403015)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 蛋白質 / 脳神経変性疾患 / 生体分子 / 凝集 / 変性 / アミロイド線維 / 溶解度 / 過飽和 / 脳神経疾患 |
研究成果の概要 |
ある種の蛋白質は、アミロイド線維を形成してアミロイドーシスの発症に関わる。他方、多くの蛋白質はアミロイド線維を形成しない。そこで通常アミロイド線維を形成しないと考えられている蛋白質にアミロイド線維を形成させることができれば、アミロイド線維形成の理解の進展につながる。 代表的な食品蛋白質である卵白アルブミンは、385アミノ酸残基から構成され、アミロイド線維を容易には形成しない。卵白アルブミンをトリプシン分解して得られる混合物に、アミロイド原性の高いペプチドが含まれることがわかった。このペプチドを単離精製すると共に、化学合成して、その特徴を明らかにした。
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