研究課題
挑戦的萌芽研究
フォトトロピン(phot)は植物の光屈性などに関わる青色光受容体で、N-末端側にLOV1と2 とよばれる光受容ドメインを二つ、C-末端側にはキナーゼをもち、光により活性制御されるキナーゼとして機能する。その活性制御にはLOV2とキナーゼ間に存在するJα-ヘリックスの構造変化が重要である。このLOV2とJα-ヘリックスとからなるポリペプチドを用いて、一般的なキナーゼであるプロテインキナーゼAの活性を光制御できる系の構築を試み、部分的な成功を収める一方光制御の分子機構に関する知見を得たが、これを細胞分裂・増殖に関わる鍵キナーゼ、ERK、に適用して細胞機能の光制御を行うには至らなかった。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件)
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