研究課題/領域番号 |
15K14484
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小泉 晴比古 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (10451626)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | タンパク質結晶 / 電場印加 / 完全性 / エントロピー / 交流電場印加 / 結晶の完全性 / ラマン散乱測定 |
研究成果の概要 |
高齢化社会に対応するゲノム創薬やテーラーメイド医療を実現するためには、高品質タンパク質結晶の育成技術の確立が望まれている。このため、これまで我々は交流電場を利用し、タンパク質結晶の高品質化に成功してきた。本課題では、電場印加によるエントロピー変化に焦点を当て、タンパク質結晶の高品質化の機構解明を試みている。結果として、電場印加によるタンパク質結晶の高品質化を達成するためには、最適な周波数が存在することを示した。加えて、交流電場印加によるタンパク質結晶の高品質化は、ステップ自由エネルギーの増加によって生じることを示した。さらに、その増加が、固相のエントロピーの減少に起因することを明らかにした。
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