研究課題
挑戦的萌芽研究
光合成によるエネルギー変換および水の酸化は非常に効率的であり、これらの分子機構を理解することは、学術的な重要性のみならず、エネルギー問題解決に応用する上でも非常に重要な課題である。光合成の初発反応を担う光化学系II複合体の構造や機能の理解はこの15年で大きく進んだが、水の酸化や電子伝達制御など、分子機構の不明な点が多い。その大きな原因の1つが、研究に適した好熱性シアノバクテリアに光合成機能を大きく変える変異を導入すると、致死するという問題であった。本研究では、光合成機能を失っても外から取り込んだ炭素源を使って生育できる好熱性シアノバクテリアを作製することに成功し、光合成研究の基盤を構築した。
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J. Biol. Chem
巻: 印刷中
120006473741
Biochim. Biophys. Acta (Bioenergetics)
巻: 1857 号: 12 ページ: 1943-1948
10.1016/j.bbabio.2016.09.012
Biochim. Biophys. Acta (Bioenergetics),
巻: 1847 号: 2 ページ: 276-285
10.1016/j.bbabio.2014.11.009