研究課題
挑戦的萌芽研究
細胞の分化制御機構の解明は発生生物学、さらには再生医療の分野において必須の課題である。本研究課題では、細胞分化における細胞質pH変化の役割を解明し、細胞分化制御の分子機構を明らかにすることを目指した。pH感受性蛍光タンパク質を用いた高感度細胞内pH測定により、細胞性粘菌の柄細胞分化に伴う細胞質pH変化を可視化することに成功した。また、オプトジェネティクスの応用として、チャネルドロプシンの改変型タンパク質を発現する細胞株を構築し、細胞性粘菌の細胞質pHを光刺激によって人為制御することが可能となった。しかし、光刺激による分化誘導にまでは至っていないため、実験条件をより精査していく必用がある。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 備考 (1件)
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