研究課題/領域番号 |
15K14520
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
笹倉 靖徳 筑波大学, 生命環境系, 教授 (10400649)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ホヤ / mRNA / 母性因子 / piRNA / 局在 / 発生・分化 / 生殖細胞 / RNA局在 |
研究成果の概要 |
ホヤの卵には特定の領域に局在して発生を制御する母性mRNAが存在する。これらの母性mRNAの局在機構は不明である。我々の研究グループが開発したMASK法は卵内での遺伝子機能を阻害できる画期的な手法であり、mRNAの局在メカニズムの詳細を解明するブレイクスルーとなりうる。しかしながらMASK法の原理が不明なことが欠点であった。本研究の最大の成果はその動作原理を解明したことである。MASK法では、遺伝子機能を阻害する人工DNAからpiRNAと呼ばれる小分子RNAが作られ、ターゲット遺伝子のmRNAを分解することが判明した。この解明によって、MASK法によって安定した遺伝子阻害が可能になった。
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