研究課題
挑戦的萌芽研究
ミトコンドリアは酸化呼吸のみならず、アポトーシスや老化など様々な細胞機能で重要な役割を果たしている。動物細胞では、それらの制御にカルシウムイオンシグナリングが深く関係している。本研究では、植物細胞のミトコンドリアの多様な機能を解析し、次の事実を明らかにした。(1)ミトコンドリア内膜に機械受容チャンネルMSL1が存在し、気孔応答を制御する重要な働きをしている。(2)ミトコンドリア電子伝達の抑制によって生じる細胞質カルシウムシグナルを介して、ミトコンドリアが免疫遺伝子発現を制御している。これらの研究から、ミトコンドリアが植物機能を制御する新しいメカニズムが見えてきた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (23件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件)
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