研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は革新的電子顕微鏡技術(NanoSuit法)の開発に取り組み、これまでとは全く異なる画像を得ることに成功していた。特に、再生時にみられる『微小仮足』は、従来の形態学では全容を捉えることができない構造であった。本課題では、再生能力が高い腔腸動物ヒドラを主な研究対象とし、創傷治癒にはじまる再生最初期の微小仮足を継時的に解析した。その結果、微小仮足の働きとして修復の駆動力を担っている可能性が考えられた。また同様の構造は、ヒドラ以外の動物の発生における器官形成や組織再生過程、活発に活動するガン細胞においても確認された。このような結果から、発生や再生における新しい調節機構の存在が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件、 招待講演 3件) 図書 (2件) 備考 (1件)
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