研究課題/領域番号 |
15K14567
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 北海道大学 (2016-2017) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
鈴木 一平 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 学術研究員 (50727097)
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連携研究者 |
竹井 祥郎 東京大学, 大気海洋研究所, 名誉教授 (10129249)
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研究協力者 |
Ailsa Hall セントアンドリュース大学, スコットランド海洋研究所, 所長
佐藤 克文 東京大学, 大気海洋研究所, 教授
Marty KS Wong 東京大学, 大気海洋研究所, 特任研究員
Simon Moss セントアンドリュース大学, スコットランド海洋研究所, 技術職員
Ryan Milne セントアンドリュース大学, スコットランド海洋研究所, 技術職員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 動物生理学 / 潜水生理学 / 潜水動物 / 循環調節ホルモン / 代謝調節ホルモン / 鰭脚類 / バイオロギング / アザラシ |
研究成果の概要 |
本研究では、新たに開発した動物搭載型採血装置を用いることで、アザラシの水中代謝調節機構を解明することを目的とした。セントアンドリュース大学(スコットランド)の海棲哺乳類研究部門にて飼育されているアザラシを用いて実験を行い、陸上および水中にて得られた血液サンプルから循環および代謝調節ホルモンの動態を比較した。その結果、アザラシは陸生哺乳類と鯨類の中間となる反応を示し、水中での捕食では血圧調整に関与するホルモンの変動が見られなかった。潜水動物は、保有酸素を水中で効率よく使用するための生理反応を持つと考えられていたが、本研究では、その機構となるホルモン分泌量の定量化を世界で初めて可能にした。
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