研究課題
挑戦的萌芽研究
尻振りダンスの追随バチは、尻振り相の時間から蜜源への距離を算出している。本研究では、尻振りダンス特有のパルス状空気振動を触角に与えた時の、脳内振動応答性ニューロン応答特性を調べた。DL-Int-1は、自発発火をする性質があり、連続する複数の振動パルス刺激の間、活動電位の持続的な抑制応答が見られる。DL-Int-1は、GABAを伝達物質とする抑制性ニューロンであり、その後シナプスニューロンであるDL-Int-2はこの連続振動パルス刺激の間、持続的な興奮が見られる。これらの結果より、ミツバチの尻振りダンスの距離の符号化には、抑制性ニューロンによる正確な時間計測のメカニズムが存在することがわかった。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 4件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (36件) (うち国際学会 12件、 招待講演 11件) 図書 (6件) 備考 (7件)
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