研究課題/領域番号 |
15K14581
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡ノ谷 一夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30211121)
|
研究分担者 |
池渕 万季 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (20398994)
|
研究協力者 |
戸張 靖子 麻布大学, 獣医学部動物応用科学科, 講師 (90453919)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 神経堤細胞仮説 / 家畜化 / ジュウシマツ / コシジロキンパラ / 攻撃性 / 白化 / 扁桃体 / 家禽化 / 神経堤細胞 / オキシトシン / メソトシン / ふ蹠長 / 家畜化症候群 / 口吻長 / 鳴管 / 歌の進化 / 言語の進化 |
研究成果の概要 |
家畜化された動物には、白斑がある、頭が丸い、攻撃性が弱い、ストレス耐性が高い等の共通点がある。これを共通して説明するのが家畜化の神経堤細胞仮説である。神経堤細胞は、色素細胞や顎組織、副腎髄質を形成するので、攻撃性が低い個体を選択するうち、これらに関連する特性が弱まるという仮説である。ジュウシマツは野生の小鳥、コシジロキンパラを250年前から日本で家禽として育てた亜種である。両亜種の差異が神経堤細胞仮説に合致するかを検討した。結果、ストレスと白斑、および大脳歌制御システムについてはこれが合致するが、嘴の長さや体の大きさ、扁桃体の大きさなどについては差異が認められなかった。
|