研究課題/領域番号 |
15K14582
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 総合研究大学院大学 |
研究代表者 |
颯田 葉子 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 教授 (20222010)
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研究協力者 |
河野 美恵子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 同義置換速度の不均一性 / 負の2項分布 / 祖先集団サイズ / オーソログとパラローグ / ガンマ分布 / 地衣化菌類 / 共生 / 同義置換速度 / ゲノム / 分子進化 |
研究成果の概要 |
突然変異率がゲノム全体で一様ではないことは、酵母を除いて、動物・植物・細菌でも知られるようになってきた。最近、私達の研究グループでは、地衣化菌類のサルオガセ属の4遺伝子間に蓄積する同義塩基置換数の有意な差を発見した。本研究では、この蓄積する塩基置換数の不均一性の地衣化菌類でのゲノムレベルの一般性とその原因を明らかにすることを目的としている。ハコネサルオガセとコフクレサルオガセの101遺伝子座の塩基配列を用いて、この不均一性を確認するとともにその進化的な要因を明らかにすることを試みた。その結果、この不均一性は遺伝子座間の同義置換速度の不均一性に起因することが示唆された。
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