研究課題/領域番号 |
15K14584
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
田村 浩一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (00254144)
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研究協力者 |
瀬戸 陽介 首都大学東京, 理工学研究科, 特任研究員 (50738614)
中村 遥 首都大学東京, 理工学研究科, 大学院生
木村 友彦 首都大学東京, 理工学研究科, 大学院生
鈴木 悠喜 首都大学東京, 理工学系, 卒業研究生
鈴木 麻理奈 首都大学東京, 理工学系, 卒業研究生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 低温耐性 / 低温順化 / 比較トランスクリプトーム / RNA-seq / 分布拡大 / 環境適応 / アカショウジョウバエ / トランスクリプトーム / 遺伝子発現 / ショウジョウバエ / 遺伝子改変 / 分布域拡大 |
研究成果の概要 |
アカショウジョウバエは元来、熱帯東南アジアに分布していたが、1980年半ばに分布を西日本に拡大させた。この過程で、本種の低温順化による低温耐性向上が強化したことが分かっている。そこで、低温順化による低温耐性向上の遺伝機構を明らかにするため、低温順化によって発現量が変化する遺伝子をRNA-seqにより調べ、種間、種内系統間で比較した結果、アカショウジョウバエとキイロショウジョウバエ種間、またアカショウジョウバエ系統間でもそれらの遺伝子は大きく異なることが分かった。さらに、候補遺伝子の一つとされるPepckをGAL4/UAS系によって強制発現したところ、低温耐性に効果があることが確認された。
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