研究課題/領域番号 |
15K14590
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
片山 葉子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (90165415)
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研究協力者 |
徐 海博
正木 啓仁
高原 勇
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 硫黄酸化微生物 / 真菌類 / 化学合成的増殖 / 単体硫黄酸化 / 硫化カルボニル分解 / 硫黄代謝 / 単体硫黄 / 硫化カルボニル / 化学合成無機栄養 / Fusarium solani |
研究成果の概要 |
真菌類は有機物を利用する従属栄養性の微生物と考えられてきたが、独立栄養的な生育も数多くの真菌株に見つかっている。これらは有機物の存在しない条件においても硫黄を酸化し、大気微量成分であるCOSを加水分解することができる。内生細菌を除去したをFusarium solani THIF01株およびF. solani NBRC9425について、硫黄を含む無機塩培地での生育を確認した。土壌環境が大気中のCOSの主要な消失源であることから、土壌に広く生息する真菌としてTrichoderma sp. THIF08を用いてCOS分解酵素の精製を行った。以上の結果、真菌の新たな硫黄代謝の重要性が明らかとなった。
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