研究課題/領域番号 |
15K14597
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
林 守人 宮城教育大学, 教員キャリア研究機構, 研究員 (70625037)
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研究協力者 |
バッカリ モハメド
ハイデ アレックス
ナグス フレッド
グッドエーカー サラ
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 島嶼 / 分散生態学 / 動物行動学 / 群集生態学 / 進化生態学 / 風媒 / サラグモ / アシナガグモ / 人工島 / 進化生態 / 水上行動 / 風媒分散 / 水媒分散 / 進化 / 生態 / 分散 / 国際研究者交流 / クモ / 島嶼生態学 / 進化生物学 |
研究成果の概要 |
英国アッテンボロー自然保護区は,120の若い人工島を有し,群集形成や進化の初期状態を観測する事が出来る,稀有の研究サイトである.そこで,この人工群島に生息するクモをモデルとし,個体の行動とその進化がいかにして集団の形成に関わっているか研究した.具体的には,風が吹いている間クモが体を縮こめる陸上行動と,水面に糸を放ってブレーキをかける水上行動を負の移動能力として計測した.その結果,これらのクモは数十年という短い期間,つまり人工島が造成された直後から,急速に移動能力が小さくなる様に進化する事が分かった.また,島の年代が古くなるに従い,個体のアグレッシブさや,活動度も小さくなる事が明らかになった.
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