研究課題/領域番号 |
15K14600
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮下 直 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50182019)
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研究協力者 |
筒井 優 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 特任研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生態系機能 / 種多様性 / 害虫駆除 / 環境保全型農業 / 生物多様性 / ボトムアップ効果 / 生物防除 / 時間変動 |
研究成果の概要 |
本研究は、複数の栄養段階を縦断した種の多様性と生態系サービスの連鎖効果を検証することを目的とした。水田に生息する造網性クモ類(天敵)、害虫(ヨコバイ、ウンカ、カメムシ)、ハエ目昆虫(クモの主要な餌で、「ただの虫」)の3つの栄養段階に着目し、「ハエ目の種多様性が天敵の多様性を支え、それが害虫防除の効果を強化する」、という仮説を検証した。調査と解析の結果、ハエ目の種の季節的入れ替わりがハエ目全体の密度を高め、密度の変動を安定化させることがわかった。また、ハエ目の量は、クモ類の個体数に影響を与えること、クモ類の個体数は害虫のカメムシ類に負の影響があることが示唆された。
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